2017年07月23日

そうなったらいいのに「ドッグファイト」楡周平

この間、Sさんと尾瀬に行ったとき、塩原アグリパル(道の駅)の向いにある

セブンイレブンから、尾瀬までの2時間100km、大手のコンビニはゼロ。

山崎パン系のお店が3軒程度。

スーパーマーケットに至っては気づかなかった。

Sさんと昼の弁当を買おうとしてけど、山崎系コンビニは品揃えが貧弱。

おにぎりも、海苔がしんなりしている。


「この辺の人はどこでお肉買っているのかなぁ?」というと

Sさんは、「それは失礼でしょ!」って言うけど、

暮らしている人には一人暮らしの高齢者もいるわけだし、

人々の暮らしを考えないことがいいこととも思えない。


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考えないことがいいこと?

本書はネットのアメリカの大手通販サイトと日本の宅配会社とが、

次世代の市場を巡って、ドックファイトをするお話。

読んでる間、エキサイティングで、時間を忘れた。

おおよそ、amazonとヤマト便の戦いと想像はつく。


・重たい天然水とamazonで買って、持ってきてもらった。

・送料が無料なので、ネットで価格を比較して、amazonで買ってしまう。

・翌日配送が便利で、amazonをよく利用する。

・日本のサイト(yahooとが楽天)より、1円でも安いとamazonを選ぶ。


なんとなくあてはまりませんか?

amazonがお肉や総菜を無料で当日配送することにしたら、利用しませんか?

この新しいビジネスを巡って、日米でドッグファイトが繰り広げられます。

地方の老人問題、買い物難民、寂れた地方の商店街の問題が語られ、

最後に希望を与えてくれます。


そうなればよいのに、って読み終わって思いました。

今の小説、旬のお話でした。


posted by リンケン at 20:37| Comment(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする