2016年09月22日

ハリー・オーガスト 15回目の人生と一回だけどくたくたの人生!

ハリー・オーガストは死んだら、生まれた同じ場所と時間に、同じ状況で

記憶を持ったまま戻る体質を持っているそうな。

11回目の人生の死の間際に、同じ体質を持った少女から、世界が終わろうとしている

という未来からのメッセージを受け取り、また、再生する。


harry.jpg-small
苦労に終わりがないというのも辛いかも!

これまで読んだことがない話で、即購入したものの、

11回目までのハリーの人生は目的もなく、小説にも特に目的がないから、

少し読んではやめを繰り返す。

拷問なんかあって、死なないとはいえ、前半ちょっと退屈。


ところが、どんな風に世界が終わろうとしているかわかってから、

俄然面白くなる。

どうやって世界の終わりを阻止するのか?

いろんな職業や学問を繰り返して、目的もなくぶらついていたハリーも

この人生の目標が生まれてから、計画的に人生を選び、挑戦する。

そんなこんなで、怒濤の後半は半日で読んでしまう。


ぼくらの人生も一緒で、繰り返すことはできないけど、目的(目標かも?)があると

小さなものでも、毎日が変わるよね。


実はこの一ヶ月、仕事上のトラブルで寝れない日が続いた。

目的どころか、一歩でも間違えると、三菱自動車ほどではないが、

会社や発注者に迷惑をかけることになる可能性があった。

疑惑に徹底的な再調査が行われ、リコールなし、問題なしの評定を得た。

おかげさまで、ほっとしたものの、今のところ、燃えかすの毎日を送っている。





posted by リンケン at 19:57| Comment(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年09月21日

地球と生命の46億年史...目からうろこ

『NHKカルチャーラジオ』って知ってる?

しかも、ネットから自由にアクセスできるって!

http://www4.nhk.or.jp/P3065/28/

情報が遅かったので、今回の一連13回の放送はもう聴けない。最終回のみ!


Sさんの車で日光に向かう途中、車中で聞いたのが始まり。

『どうやって地球上で生命は誕生したのか?...』

なんて面白そうな話を理路整然とお話しするのは、東工大の丸山茂徳教授。

ずっと『生命と地球の歴史』を探求された方らしい。


jinnrui.jpg
副読本は、図解入りで説明 905円

道中の4時間くらい夢中で聞いていると、そんなに面白いならCD焼こうか?とSさん。

Sさんはストリーミングから面白そうな番組を録音し、車内で聞いているとのこと。

謹んで焼き物をいただき(軽い違法か?)、二週間くらい通勤の車内で楽しんだ。


それにしても面白い。

これまで地球の歴史といえば、こうして地球ができて、海があり、大陸ができて...

と言う地学的な見解だった気がする。

丸山先生の説明は、地球、生物、天体、文明史と相互に影響する出来事を

丁寧に教えてくれる。

地球ができて46億年とか人類が生まれて700万年、都市文明ができて5000年とか、

オーストラリア大陸がいずれ日本列島にぶつかるとか、知ってた?5000万年後だけど..


面白そうなタイトルだけでもこの通り。

・生命の誕生

・生命サバイバルの時代

・ほ乳類の誕生と進化

・恐竜の大繁栄と絶滅

・宇宙に生物はいるか

・文明の歴史と人類の未来


大局的に、地球と人類・生物の歴史を観るところがとても面白かった。

文明の進化の後、自分を複製するロボットが宇宙に乗り出すだろうとか、

ローマの繁栄を滅ぼしたのは外国勢力ではなく、スポーツや芸術(=虚業)だったとか、興味深い。


先生の凄いところは、5000年の人類史ではなく、46億年の歴史からこれからの未来を

予測していること。

・虚業が日本を衰退させる

・今後の世界人口の増加が食糧不足を呼び、戦争の原因となる

・民主主義体制への進化が戦争をなくす


目からうろこの授業だった。こんな話が聞ける東工大生が羨ましい!

57年生きてきて、これほど奥深い話は初めてだった。

・学問の進化が専門的すぎで、ほとんどの人は人間の知識の全体像を把握できない。

なるほどなるほど、この大局的な見方、凄いと思う。

本当に面白い話をありがとうと言いたい。




posted by リンケン at 11:08| Comment(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月28日

IWGP7って?

IWGPと聞いて、それ何と思う人は多いと思う。ドラマ?コミック?

YES!!!

正解は、池袋ウェストゲイトパーク(IWGP),今回はその7巻。

寅さんのような、石田衣良の定番シリーズ。もう七巻...

書店に面白そうな本が見当たらない時はいつも買ってしまうIWGP!

今回も、主人公の真島誠「マコト」のほか、Gボーイズのタカシやお母さんが活躍する。


IWGP7.jpg
1500円で、3時間、現実を忘れられます

一〜二冊目の池袋ウェストゲイトパークはマーロウばりにハードボイルド。

それがシリーズ化で、年々、マコトとタカシの冒険談になってしまってる。

今回も、二人が大活躍するするし面白いけど、最初の頃の緊張感がまったくない!

それはそれで、安心して次項を読めるから、これぞストレスフリーの作品かも...


石田さんのIWGPシリーズで凄いのは、毎回、時のキーワードに敏感なこと!

今回も、ユーチューバ−&ブラックバイト&美容整形...などがテーマ。

これまでも、自殺クラブや非正規雇用などの時のキーワードを通して、

弱者を救いたいという作者の思いが、淡々と最初に述べられる。

そして、小説ではマコトやタカシが(現実の世界では難しくても)黒幕を裁いてみせる。


時間つぶし的作品だが、面白いことに違いはない。

読んでいる間は、現実のつらいこと忘れられるし...

時代のキーワードを身近に考えるよい機会かもしれない。


それにしても、タカシ強すぎ!



posted by リンケン at 16:33| Comment(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする